御赤蛇様=ミシャグチサマ




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諏訪湖に住み人と親和する稀な龍。神使(おこう)と呼ばれる子供と暮し、御柱祭りのときに人々の前に現れる。
明朗快活で人間好き、子供のようによくふざけて神使を困らせるのが常態。
だが独立自尊である他の龍と違い人と交わる彼は、寿命の差による数々の別れを味わってきた。 そのふざけた挙動の影には圧倒的な孤独があり、心が遠い変わりか一人でいるのを嫌う。
「この国」のなかでは諏訪は中央に隠れて「人間を食べる」龍蛇と共存することができる高度な精神文化を育んだ王国。 天候を操る龍蛇を味方に付ける事は治水と豊穣を約束する反面、それに見合う数の人間を、神の食事として饗さなくてはならないので祭りで合理的に人死にを出す。
しかし豊かな国では戦でもない限りそう人は死なず、諏訪の平和はミシャグチ自身の忍耐と努力の賜物でもある。
実際、彼は神使を食べたい発作にしばしば襲われている。神使自身が非常食として村から選ばれた生贄。 ミシャグチは、この昔からの人との共存に限界を感じ始めている。


途中のIllustrator絵は懐かしの初代トップです。
まだソフト使いはじめで初めて根つめて作ったブツ。出来不出来に関わらず大切に思っとります。
シッポの切り込みは当時、パスの合成以前に「パスファインダ」というものの存在自体に気付いていなかった、その致命的ななごりであります。見なかった事にして下さい…






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