ロムウールー
（下に行くほど新しい）

ロムウールーは愛の名の下にDVを繰り返す、性別不詳のきれいなジャイアン。
黒髪緑の目というのは決まってるのですが、服がポンチョだったり袖あったりフードあったりなかったり、不死者って事以外設定もなかなか確定しない主人公です。

本来エウロペはロムにとって仇敵、不倶戴天の敵の一人なのですが、まだ人間の手のひらに乗るくらい小さかったエウロペの毒針に刺されて以来、殺しそこない、血を与えて、ここまで大きく育て上げたのは他ならぬロム。気付くと憎んでも憎んでも愛し足りない、親子のような恋人のような爛れた関係になっていました。
そのイライラやらムラムラやらが高じてしばしばエウロペに壮絶な八つ当たりを食らわせ半死半生の目にあわせたりします。
日常的な暴力がエスカレートして、弾みで配偶者を死なせて後で途方にくれるDVの加害者にいつかなる、そんな感じです。
またエウロペがいないと割と何もできなかったりもする。

エウロペはロムの仇ですが産まれたばかりの龍でした。
自分に餌を与え、育て、拘束し、虐待し、愛玩して利用する御者から、それでも空を飛ぶ翼で逃げようとしないのはやっぱりどこかで慕っているのか、（二回ほど家出はしてますが）龍騎士と龍、よくない感じでドロドロ共依存関係。

←なんか鎌っぽいのもたせようと思ったら
人間の坐骨神経がちょっと武器っぽい。
そのうちこんな感じの武器を考えようとメモしたらくがきです。