当初「最初で最後だからクロスだけはちゃんと描こう」と思っていました。 描いていくうち「せめてあたりだけはきちんととろう」に変わっていました。 GMは三月生まれ、魚座です。 そして子供のころ聖闘士星矢と言う少年マンガが流行っていて、十二星座にそれぞれに対応する戦士達がいるんですがその魚座の戦士は大嫌いでした。 私が魚座嫌いになった理由はこちらのページ作者さんが詳しく解説してくれています。→◆ もうワタシ涙ちょちょぎれる程同意。 兄弟がアイオロスとカミュだったのも形見が狭い一因でした。子供の頃の聖闘士の評価の規準なんて、強いか必殺技がかっこいいか位しかなかったから、なかなかこいつにカッコよさを見い出すのは困難だったわけです。 ところが少し前に友達が聖闘士星矢に遅ればせてハマり、それが切っ掛けでその魚座の戦士「ピスケスのアフロディーテ」と15年ごしの和解成立。つまりその魚座をやっと好きになれましたと。 自分への整理の意味もあって少し書かせていただきます。 心の旅の発端は、その星矢にハマった友人が、私もその道に引きずり込まんと色々と話を振ってきたことから始まりました。 私も子供の頃好きでしたから楽しく「山羊座はクールだナ!」とか「双児座の腕のパーツが好きだ!」とかおしゃべりしていて、ふと自分の魚座嫌いをそっと挿入したんです。 子供の頃はがっくりだったよーって。そしたら、「なんでー悪くないじゃんアフロ人気あるしー」「え、人気あるの!?」ものすごくびっくり。 んでその友達にお勧めサイトを教えてもらっていろいろ見てみたら、これまたなんだか素敵なアフロがわんさかですよ。 大手さんの影響も大きそうですが、お笑いでははっちゃけたアフロディーテ、シリアスでは切ないアフロディーテ。 なんか色々人智を超えた車田御大の物語をファンの人間がこぞって妄想力で補完したため、思わぬ説得力を持った美談もうまれておる!(笑) 当時瞬が好きだったし、対比としてどうしたって「優男対決」「色物対決」だから気付かなかったけれど、 よく見てみれば別にオカマぶった言動もしていなかったし、敵に対する慈悲も持ち合わせていた。(シャカとは違う/笑) なかなかどうして奴も武人だったのだね。 そんな感じで15年の時を経て、嫌いは返上、まあ普通に好きと相成りましたアフロディーテです。 ちょっと原作者はそこまで考えちゃいないだろ、みたいなところまで深読みした物もあったから、若干卑怯な好きになり方だったと思います。 でもずっと嫌いでいるより名誉回復して良かったかな、と。なんだかんだいって自分の星座ですからねい。 ちなみにその友人の布教の余波で色々大好きなキャラクターの変遷がおこりました。小学生のころは瞬。そして現在15年の時を経て……最終的に行き着いたのは
ところで私たち兄弟、どう言うわけか黄金十二宮の話が終わった後ぱったり星矢から離れてしまいました。もしかしたらアニメが終わったからそれが縁の切れ目だったのかも知れません。 それで友人に星矢って十二宮終わった後も話続いてたんだ、といったら、 「そりゃそうだよー他の神様と戦わなくっちゃなんのために今まで内ゲバしてたのかわからないじゃん」 ……そうかアフロはその内ゲバで死んだのか…。 なんというかその…辛苦の衝撃。 |